めざし女の処方箋

基本ダメダメ女のための緩いブログです。

幽霊が見える「体質」

今週のお題「ちょっとコワい話」

 

初めてお題でブログ書いてみます。

 

遥か遥か昔、まだ20世紀でまだ私が中学生だったころ。

金縛りにあう夢をみたんです。

それが、すごーく生々しくて、目が覚めるまで夢だと気づけないほどでした。

 

どんなに動こうとしても体は動かない。でも足がすごく重い。

何が足にいるのか、見たいけれども金縛りなので体が動かせずに見られない。

体が動かせないまま時間だけが過ぎていく。

何分か、何時間か。

しばらくすると、足元の重みが、少しずつ、少しずつ上に来るんです。

脳内では大絶叫しているのに、声も出ない。

首のところくらいまで重みが来て、動かない体のまま目線だけ下げると……

 

もう、そりゃテンプレートの「長い黒髪・白い肌・白い服の女」!!

凍りつくような目でこちらを見て不気味にニヤリと笑います。

「あ゛~~~~~~~!!」

ようやく声だけが出て、そこで目が覚めました。

 

ちょっとの間夢だとは気づかなくて、しばらく天井を見ながらぼ~~っとしていました。

「あ、今のは夢だ」って気づいて、変な汗が出てるな……なんて思ったときです。

 

まさか……足が重い。

 

夢の中に出てきたように、足だけ何故か「何かが乗っかっている」ように重い。

これも夢?それとも現実??

怖くて頭の中は大パニックです。

 

怖くて変な汗がさらに出て、下の階で寝ている両親へ、声を上げて助けを求めようとしたときです。

今は身体が動くことに気付きました。

そのとき、なぜか見たくなったんですよね、足の重みの正体を。

勇気を出して、体を思いっきり起こして足を見ました。

 

……そこにいたのは飼い猫でした。

つまらないオチですねw

 

あまりにも気持ちよさそうにすやすやと寝ているので、「変な夢見たのはお前のせいじゃーーーー!!」と、夜中にもかかわらず猫を布団から追い出したのは言うまでもありません。

今思うと猫が乗っていればあたたかかったろうし、冷静になればきっと気づいてたんでしょうけれどもね。

 

お化けや幽霊というものを全く見たことがない私には、これが精いっぱいの恐怖体験です(笑)

 

 

幽霊を見るって人が、幻覚を見やすいのか、脳内の分泌物の量の問題か、眼球と神経の伝達の段階でなにかあるのか、はたまた本当に魂みたいなものが形を成して見えるのか、何故かは私にはわかりません。だって見えないし。

けれども、見えると言う人は本当に見えるのだと思います。

子供のころに見やすいっていうのも不思議ですよね。

ホルモンバランスとか、発達の段階がどうとかの何かがあるんでしょうか。

この辺詳しくメカニズムがわかってくると面白いだろうなって思います。