「サマー タイムマシンブルース」
夏の話で、タイムトラベルもので一番好きなのがコレ!
「もしタイムマシーンが目の前に現れたらどうする?」というのを具現化したコメディ作品です。
タイムマシンにはタイムパラドックス(矛盾)が生じるものですが、一番その「矛盾」を感じさせなかった作品です。
過去と現在のつじつま合わせが上手い!
「そうきたか!」とうならせる展開が続々と出てきます。
未来に行ってみようか!過去に行ってみようか、もし過去に行って今現在が変わったらどうするんだ?
そして彼らが選んだタイムスリップの場所は「昨日」。
もう、この選択肢からしてすごく共感するんですよね。
彼らのそんな「日常」の中にちょこっとだけ入り込んだ「非日常」を上手く描いています。
ほんのちょっとだけ学生時代のけだるさとそして青春を感じさせるようなシーンもあったりして、なんとなく何も考えずに生きていけた学生時代を少し彷彿とさせて切なくなります。(それは私がおばちゃんだからかもしれない。普通に見たら単なる普通の学生たちw)
観終わったあとは
「俺のヴィダルサスーン!!」
と叫びたくなる映画です。