「ちいちゃんは怖かったと思います」
昨日のブログの内容にも通じる話なのですが、小3の我が子への勉強の教え方に困っています。
「ちいちゃんのかげおくり」という話が教科書に載っています。
第二次世界大戦の空襲で、親とはぐれ一人で死を迎えた少女のお話です。
この間、この「ちいちゃんのかげおくり」を読んで、感想文を書きましょうという宿題が出ました。
最初は自分で読ませてみたのですが、話の内容がわからない、と言います。
今度は私と息子とで音読しましたが、やはり意味がわからない、と。
「空襲」とか「防空壕」とか「出征」とか、そういう単語がピンとこないのかな、と思ったので、現代でイメージさせてみることにしました。
もし北朝鮮が今ミサイルを撃ってきて、家の周りが火事になっちゃって、おかあさんと一緒に逃げているときにはぐれちゃったらどう思う?
ミサイル降ってくると火事になるの?
(しまった!そこか……)北朝鮮のミサイルはもっと威力が強いからどうだかわからんけど、戦争の空襲のときは、火事になったり、人がいっぱい死んじゃったりしたんだよ
そうなんだ。こわいね。
(よし、それだよそれ!)うん、じゃあ、ちいちゃんも怖かっただろうね
ちいちゃんは怖かったと思います(終わり)
それじゃあ感想文にならんがな! 何が怖かったか書かないと。ひとりぼっちになったところ?それとも爆弾が降ってきたから怖いのかな?
戦争は怖いです(終わり)
一事が万事、こういった感じなんです。
で、私が煩く言うものだから、最終的には「もう書けない~!」となる。
最初、壊滅的に読解力が無いのかな、と思っていたんです。
でも、本は嫌いじゃなくて図書館で自分の好きなゾロリシリーズとかはしっかり読んでいて、話の内容は大まかに理解できている。
国語のテストも理解している。
けれども、感想文となると、全然話を理解しようとしない。
自分の意見を感想文として書き出すのが苦手なのか、好きなこと以外は集中力が無いのか、右から左に話が流れて行ってしまうのか。
……全部だな、きっと。
私自身、読書感想文は(出来はともかくとして)原稿用紙2枚分なら余裕で書けたほうなので、息子に感想文を書かせるのがかなり至難の業なのです。
どうすればいいんですかね?(笑)
蛇足ですが
息子に「お母さんやお兄ちゃんはなんでちいちゃんの家に戻らなかったんだろうね?」と聞いたら「わからん、俺お母さんじゃないし」。
いやいやいや!!!最後のシーンで、ちいちゃんとお空の上で会ってるから!!!
うーん。やっぱり読解力がないのか??
ちなみにこの「ちいちゃんのかげおくり」
空襲があったのに、近所のおばちゃんがちいちゃんを一人ぼっちにさせる部分、違和感あるんですよね。
おじさんの方は「お母さんが見つかったんだね」と消えるのはまぁわかるけど、はすむかいのおばちゃん!!幼子を一人にするなよ!!
自分は親戚のところへこれから行くから連れて行けないのはまぁわかるけど、お母さんが来るまで一緒に待ってあげるとかさ、近所の人に目をかけてあげてと声をかけるとかさ……。
なんか、昔って近所のつながりがもっとあった気がするので、なんだか変に感じた次第です。
この話を知っているかた、ここの解釈を誰か教えてください……!!
もう1つ。吹き出しについて
PC版で吹き出しにしてみたのですが、スマホ版はproに登録しないと入力が出来ないことが発覚……!!
レスポンシブデザインにすれば解決するだろうけど、今このブログのデザイン気に入っているし、少し悩みます。
やはりカスタマイズするならproにした方が良いのでしょうか……。
※追記:結局レスポンシブデザインのブログに変えました。趣味でやっているブログにproの料金は高いので……。
みっぷうさん、ブログの会話形式のヒントをありがとうございます♪
参考にさせてもらいました!