めざし女の処方箋

基本ダメダメ女のための緩いブログです。

混浴風呂で問題解決?

今年2発目のブログですw

せめて1ヶ月に一度くらいは投稿しようと思っているのですが、ネタだけ溜まって全然筆が、いや、キーボードが進みません。

 

この間Yahooニュースで、東京都が混浴可能年齢を引き下げるというニュースをやっていました。

news.yahoo.co.jp


 

この「異性の子供が浴場に入ってくる問題」。

私も男児を育てていますし、そして自分自身も小さい頃女子だったわけですから、どちらの立場でも色々思うところがあります。

 

自分自身やらかしたことがある

以前旅行に行った時、主人が「たまにはゆっくり大きな風呂に浸かりたい」と言っていたので、自分が年中(4歳後半)の息子を連れて女湯に入ったことがありました。

うちの息子は平均値より小さい方だし、自分的には「まぁ未就学児だからOKだよな」と思っていたのですが、私と息子が風呂に入った時に、数人が「え?」って顔でこっちを見ました。

 

……その中には小学校低学年らしき女の子もいました。

「赤ちゃん」なら気にならなかったかもしれませんが、「幼児」はやはり「男児」に見えるのだと、「未就学児ならOK」は自分基準だったなと反省しました。

私みたいなおばちゃんとは違って、多感な時期の女の子は気になるでしょうし……。

 

もう、ゆっくり風呂に浸かる間もなく、子供に「急いで出て、お父さんがお風呂から出てくる前に2人でアイス食べちゃおう!」と急がせてちゃちゃっと風呂から出ました。

 

それ以来、私は公共のお風呂で息子と一緒に入るのはやめました。

普段公共の風呂やトイレは夫が男の方に入れて面倒みてくれていたことも多いから、確かにゆっくりしたい気持ちはわかるのですが、この日以降は全部主人にお願いしています。その後朝風呂とかで一人でゆったりしてもらう、という感じです。

 

でも、自分自身やらかしていても、人の基準には「え?」って思っちゃうこともあるんですよね。

私の友人で、もう何年も前に

「うちの県は銭湯の女風呂に9歳までしか入っちゃいけないんだよねー。息子、来週で10歳になっちゃうから、今日一緒に銭湯楽しんできた」

と話していた子がいます。

自分は「未就学児なら大丈夫だろう」と、勝手に自分の判断で風呂に入れて後悔したくせに、この友人の話を聞いたときに正直

ええっ!?さすがに小4で女湯はないだろ……

と、自分を棚に上げてドン引きしてしまいました。

「条例で許可されている年齢」「周りに嫌がられた(であろう)」という条件は未就学児であろうが9歳であろうが一緒なんですけれどもね。

 

異性の子供は困ること結構あります

自分が男児を育てていて、年中くらいから小学校中学年くらいにかけてまでは、心配事が多くありました。

子供が小4の時、いとこたち(女子)を連れてプールに行ったことがありましたが、大人は私と母で2人共女性で男は息子一人。更衣室で一人で大丈夫か、ロッカー使えるか、人に迷惑かけていないか、すごく心配でした。

 トイレとかも、一人で男子トイレに入るわけです。

小1くらいだと

「他所の人の裾とかに引っ掛けたりしないだろうか」

「変態とかに連れ去られたりしないだろうか」

色々モヤモヤ考えながら待っていたこともあります。

 

私には夫がいるから、夫がいるときは夫のサポートが受けられたけれども、シングルの人はこれが日常なんですよね。

お風呂とかの問題は、裸で長時間だからまさに一番ぶち当たる壁です。

シングルファザー・マザーの人は、小学生の子供を一人で風呂に入れて周囲に迷惑をかけるわけにいかないし、かといって、他のお客さんを不快にさせてまで自分と子供が一緒に入るわけにもいきません。

家族で一緒に入りたいなら家族風呂とか部屋風呂なんだけれども、まぁ、正直なところ旅行に行ったときくらいはでかい風呂に入りたい気持ちは分かります。

 

今は、男児が女風呂に入ってきた場合は他の女性たちが我慢をして、異性の子を持つシングルの親などの事情がある人達は、他の大勢の人の迷惑にならないように自分たちが我慢をして公共の浴場を使えない状況になっています。

 

「どちらかが我慢をしなければいけない」から我慢をした方が不満を持つわけで、「どちらも我慢せずに快く施設を使える」ならこの問題は解決すると思いませんか?

 

「誰でも更衣室」「水着着用ゾーン」

上記のプールの更衣室のとき、母と話したことがあったんです。

「誰でもトイレみたいに、男女の他に誰でも使える更衣室がもう一つあったらいいんじゃない?」

と。

ロッカーと内鍵付きの更衣室がいくつかある部屋を作れば、母親と息子とかの組み合わせや、LGBTの方など、どちらにも入るのが難しい人が更衣室を使えますよね

内鍵の更衣室だと並んだりするかもですが、そこは譲り合いで。

(そして、鍵がつくと、よからぬ事を考える人も出るだろうけど……)

もちろん異性と着替えるのが嫌な人はそれぞれの性別の更衣室に行けるようにしないといけないので、更衣室が3部屋ある状態です。

 

そんな感じで温泉やスーパー銭湯とかにも

「水着着用ゾーン(男女共用)」

とかあって、親子連れもLGBTの人とかも誰でも湯船に入れるゾーンがあると良いよなーなんて、一番上の記事を読んだときに思ったんです。

 

まぁ体は水着の部分は洗えないけれども、頭洗えるシャワーとかはつけておいて、みんなが銭湯や温泉、大浴場を楽しめるようになれば良いのだけれどもなぁ。

ついでに、子育て中の親が一人でゆっくりお風呂に入れるように、有料の一時預かり所とかもあるとベストですね~~~!!(←これはただの自分の願望)

 

でも、これだと大幅な設備投資が必要だから、男湯と女湯を入れ替えるように「時間区分け」も良いかもしれないですね。

15:00~17:30までは水着着用、男風呂でも女風呂でもどっち入ってもOKの時間です、みたいな。

その代わり着替えはカーテンで仕切るとか、何かしらの配慮は必要ですけれどもね。

 

考え方としての一例

もちろんジェンダーフリーの上記の施設にするには民間だと多額の投資が必要でしょうし、かかった経費をペイできるほど売上が伸びるかと言ったら大多数の人は普通に今までの設備でいいので、やるところは少ないでしょうね。

公共でつくるのもなかなか難しいかなと思っています。

 

けれども、今の時代、考え方としては

「どちらかが我慢」

ではなく

「どちらも問題なく使える」

方向にシフトしたほうが皆が幸せになれるんじゃないかな。

なんて、自分は思うんです。

 

例えばセクシャルマイノリティーの問題とか、マイノリティの人たちは今までマジョリティに合わせて自分たちを押し殺してきたからこそ、沢山声を上げたくなるんだと思うんですよね。

その逆でマジョリティ側は、困っている人を助けたい気持ちはあっても、彼ら彼女らが権利を得るために自分たちの権利を奪ったり、「特権」を持ってしまったりしたら、どうしても文句が出てしまうわけで。

これじゃ双方幸せになれないじゃないですか。

 

 

相手に我慢してもらおう、じゃなくて、多くの人が我慢しなくても良いアイデア

私が思いつくことは貧相なことですが、そんな感じで豊かな生活が出来ると良いですよね♪というお話でした。