BBAは若人に幸せを説きたい
最近中高生くらいの若い子と話す機会があって、恋愛の悩みとか勉強の意味とか、いろいろな悩みを耳にします。
いやーーーーーーー。
若人にとってBBA(←今コレ死語?)の語りほどウザいものはないと知っているから、アドバイスは他の人に任せてウンウン頷くだけなんだけど、本当はね、若い子たちにはね、その悩みや辛さは確実に未来の幸せにつながるよって教えてあげたい………。
もちろん若い子たちにとっては遠い将来なんかより「今悩みを解決して暗闇から抜け出す」ことが大切で、自分たち目線でのアドバイス以外は求めて無いのは重々承知!
なので、言いたい気持ちをここに書いてぶつけますw
めざしになったときの幸せ
学生の頃、「サラリーマンになるの嫌だな」って思っていました。
イワシのように、群れでみんなと同じ行動を取っていたら輝けないと思っていました。
でも、それは自分がその集団に入っていなくて、遠くから見ていたから「みんな同じ」に見えただけだったわけです。
以前「世界で一つだけの花」の記事で書きましたが、ちゃんと地に足をついて、近くにいって覗いてみて初めて、それぞれの色が違うことに気づけるんですよね。
恋愛も仕事も、地に足をついて頑張っていれば、派手に動き回らなくても必ず誰かが自分の個性に気づいてくれますし、「笑顔が素敵」「センスがある」「優しい」などと褒めてくれる人が現れます。
もちろん運とかタイミングとか色んな要素があって、そう思われていることに気づかないこととか、一番言って欲しい人に言ってもらえないこととかたくさんあるけれども。
自分はそれに気づくまでにすごく時間がかかって苦しかったけれども、それに気づいた時、ようやく周りにちゃんと自分を見てくれる人がいてくれたことを知ったんですよね。
井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知る
井戸から必死に出ようとしないと大海にはたどり着けないし、今いる井戸の水が合わなければそりゃ出たくなりますよね。
でも、カエルも大海ばかりを望んで必死に井戸から出ようとしていたら、空の蒼さに気づかないでしょう。
結局、「あ、ここの井戸ならいいかな」と思えない限り、空の蒼さは知ることができないということです。
時間は確実に自分を成長させてくれる
「自分は何も出来ない」「自分は何者でもない」
そんな悩みも良く若い子の口から聞きます。
子供のときに「何者か」になるのは大変です。
例えば高1なら15年しか生きていないわけだから、15歳で「何者か」になるためにはその15年の月日の大半、一日の大半を一つのことに注がなければなれません。
だから、元からある適正とか才能とかの「スタートラインでの差」も「何者か」であるための大きな条件になっちゃうし、若い子ほどそういうものに振り回されちゃうんですよね。
でも、大人になって、例えば30歳ならば、高1の子の倍の時間を生きているわけですから、「何者か」になるために一日に使う時間は高校生の半分で良いわけです。
すごくざっくりした計算ですれどもねw
時間は確実に自分を成長させてくれます。
自分がやったことはしっかりと累積で溜まっていきます。
恋愛でも告白という行動をとったことは、勇気が出なくて何もしていない子よりも経験値が上がるし、美術や楽器などの芸術系だって、今上手い子と比べて下手くそだと思っても、恥ずかしがらずにひたすら描き続けたり弾き続けたりしているだけで累積します。
芸能人やスポーツ選手みたいに大勢の人に認知される人になるにはものすごい量の努力と時間が必要だけれども、身近な人の手助けをする程度の「技術」は、自分なりに頑張ればちゃんと養われていきます。
ある日自分が身近な人を助けられるようになった時、ふと気づくんですよ、あ、自分、思ったより出来てたんだな、って。
だから、少年少女たちよ頑張れ!!
おばちゃんは口には出さないけど、みんなの恋愛や成長を陰ながら応援しているのですぞ!
混浴風呂で問題解決?
今年は「感謝」から始めたい
2021年ですね。
20日過ぎましたがあけましておめでとうございます。
前年12月に更新しようといくつか他のネタを書いていたのですが間に合わず、前年最後の記事をしょーもない汚いネタで締めくくってしまったので、今年の始めは「感謝」から始めようと思います。
子供の誕生日の思い出
各地で大雪が降っていますね。
交通機関への影響や、それに伴って孤立する方が出ないか、大雪で災害が起きないか心配です。
秋田には自衛隊派遣要請が出て、自衛隊の方が所々助けてくれたと友人が話していました。コロナや大雪に対応してくれる隊員さんたちには感謝です。
他にも役所の方とか除雪作業の方とか、たくさんの人が色々動いてくれているのでしょうね。
そして運送業の方。大荒れの天気の中荷物を運んでくださりありがとうございます。
我が子はこの時期誕生日です。
まだ子供が小さい頃、電車好きの子供に新幹線の冷凍ケーキを配送で注文したことがありました。
誕生日の前日着で手配していたんですが、たまたま配送日に天気が荒れて各地で大雪に。
配送遅延が出ていたし、その日の配送は諦めていました。
冷凍ケーキなので、当日に届けば解凍が間に合わなくても、飾ることはできるかな、と。
そもそも見た目重視の買い物ですしねw
そしたら、夜9時前に宅配便の人が「遅れてすみません」と平謝りで持ってきてくれたんです。
「いやいや、この天気なので今日は諦めてました、すごく助かります。ありがとうございます!」と話したら、「間に合いましたか?お子さんの誕生日ですよね?本当にすみませんでした」と。
どうやら商品名を見て誕生日の品だとわかったらしく、自分のせいではない遅延を申し訳なく思ってくれたようなんです。
他にもクレーム対応とか遅延とかたくさんあって大変だったでしょうに、1件の伝票の内容に気づいて一言添えてくれる心遣いがありがたくて、心が和みました。
なので、雪が降るとそれを思い出してつい運送業の人を心配してしまいます。
世の中は「共助」で成り立っている
仕事自体は自分のお金ためにするものかもしれないけれども、本来誰かの役に立った対価として「お金」は支払います。
態度が悪くて文句をいいたくなる人もいるけれども、そういう人はインパクトが強いから覚えているだけで、大半の人はコロナだの大雪だの大変な中、一生懸命働いてくれているんですよね。
クレームを言えばその場はスッキリするでしょうけれども、働く環境の辛さに辞める人が続出してその業界が人手不足になったら、その後困るのは消費者自身。
今も大雪の中誰かのために配送してくれている人、泊まり込みで働く医療従事者の人、品不足に対応する小売店の店員さん、いろんな方に感謝の心を持ちたいと思います。
正直「感謝」だけじゃ大変な人の仕事が減るわけでもないし、給料が増えるわけでもないから助けられるわけじゃないけれども、少なくとも足を引っ張ることはしたくないかな。
誰かのためにではなく、自分が生きやすい世の中をつくるために。
普通の人間こそ、必要なスキルは誠実に生きることだと私は思っています。
自分が崖を登れないからと隣で頑張って崖を登っている人の足を引っ張っても、誰かを巻き添えになんてできません。
むしろ、頑張って自分の力でよじ登っている人の方が(人間的な)力が強いのだから、大抵あっさり蹴られて振り払われて、奈落の底に落ちるのは自分だけです。
よしんば一緒に落ちたとしても、崖を登るスキルが有る人はまた崖を登り始め、自分は余計に高くなった崖を見つめて呆然とするだけです。
「そのへんの普通の人間」であっても、手を抜かずに自分ができることを必死にやっていれば、人の足を引っ張らなくても、誰かに媚びなくても、自分の力で何とか生きていけます。大丈夫!(上記記事より抜粋・引用)
私は手を抜きまくりですがw、大丈夫!と自分に太鼓判を押された気分になりました。
まだまだ世の中は暗いニュースが多いですが、今年も(制約はあるものの)普通の生活を送れていること、そして普通にスーパーで買い物できて、ネット通販できて、仕事があることに「感謝」しながら生活したいと思います。
リアルトロッコ問題
トロッコ問題って知っていますか?
Bの線路には1人います。
暴走したトロッコが走ってきて、分岐器のそばにはあなたしかいません。
今分岐はAになっていて、何もしなければAにいる5人は轢かれます。
Bに切り替えれば5人は助かりますがBにいる一人は確実に死にます。
あなたは分岐をきりかえますか?
良く道徳とか倫理とかで出てくる「誰かを助けるために誰かを犠牲にしていいか?」を問うアレです。
応用問題では1人の友人と5人の他人だったり、1人の子供と5人の老人だったりもあります。
子どもが↓のゲームやっている人の動画を見ていて、私も横で動画みながら回答してたのですが、こういう心理テスト的なものってなんで真剣に答えちゃうんでしょうね?
しかも10秒で回答なので、結構残酷な回答とか子供の前でしちゃっていました。
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マグロじゃなきゃ生きられないのか?
自殺者、増えたそうです。
これを見て、「自分は自殺を選ばなかったけれども、なんとなくわかる」と感じる人は多いのではないでしょうか。
全て新型コロナの影響とは言えませんが、もちろんコロナの影響は大でしょうね。
経済的に苦しい人、仕事がなくなった人の他に、人に会えなくて精神的に参ってしまった人やネット等で炎上して叩かれた人や、自分が新型コロナにかかって周囲に移してしまって責められたなんて人もいるかもしれません。
偏に「新型コロナの影響」と言っても、人の苦しみはそれぞれで、どんな対策をしても100%の人を救えることはなかったということは言えるでしょう。
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