めざし女の処方箋

基本ダメダメ女のための緩いブログです。

BBAは若人に幸せを説きたい

最近中高生くらいの若い子と話す機会があって、恋愛の悩みとか勉強の意味とか、いろいろな悩みを耳にします。

 

いやーーーーーーー。

若人にとってBBA(←今コレ死語?)の語りほどウザいものはないと知っているから、アドバイスは他の人に任せてウンウン頷くだけなんだけど、本当はね、若い子たちにはね、その悩みや辛さは確実に未来の幸せにつながるよって教えてあげたい………。

もちろん若い子たちにとっては遠い将来なんかより「今悩みを解決して暗闇から抜け出す」ことが大切で、自分たち目線でのアドバイス以外は求めて無いのは重々承知!

なので、言いたい気持ちをここに書いてぶつけますw

 

めざしになったときの幸せ

学生の頃、「サラリーマンになるの嫌だな」って思っていました。

イワシのように、群れでみんなと同じ行動を取っていたら輝けないと思っていました。

 

でも、それは自分がその集団に入っていなくて、遠くから見ていたから「みんな同じ」に見えただけだったわけです。

以前「世界で一つだけの花」の記事で書きましたが、ちゃんと地に足をついて、近くにいって覗いてみて初めて、それぞれの色が違うことに気づけるんですよね。

 

eagle-3axel.hatenablog.com

 

恋愛も仕事も、地に足をついて頑張っていれば、派手に動き回らなくても必ず誰かが自分の個性に気づいてくれますし、「笑顔が素敵」「センスがある」「優しい」などと褒めてくれる人が現れます。

もちろん運とかタイミングとか色んな要素があって、そう思われていることに気づかないこととか、一番言って欲しい人に言ってもらえないこととかたくさんあるけれども。

 

自分はそれに気づくまでにすごく時間がかかって苦しかったけれども、それに気づいた時、ようやく周りにちゃんと自分を見てくれる人がいてくれたことを知ったんですよね。

 

井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知る

 

井戸から必死に出ようとしないと大海にはたどり着けないし、今いる井戸の水が合わなければそりゃ出たくなりますよね。

でも、カエルも大海ばかりを望んで必死に井戸から出ようとしていたら、空の蒼さに気づかないでしょう。

結局、「あ、ここの井戸ならいいかな」と思えない限り、空の蒼さは知ることができないということです。

 

 

時間は確実に自分を成長させてくれる

「自分は何も出来ない」「自分は何者でもない」

そんな悩みも良く若い子の口から聞きます。

 

子供のときに「何者か」になるのは大変です。

例えば高1なら15年しか生きていないわけだから、15歳で「何者か」になるためにはその15年の月日の大半、一日の大半を一つのことに注がなければなれません。

だから、元からある適正とか才能とかの「スタートラインでの差」も「何者か」であるための大きな条件になっちゃうし、若い子ほどそういうものに振り回されちゃうんですよね。

 

でも、大人になって、例えば30歳ならば、高1の子の倍の時間を生きているわけですから、「何者か」になるために一日に使う時間は高校生の半分で良いわけです。

すごくざっくりした計算ですれどもねw

 

時間は確実に自分を成長させてくれます。

自分がやったことはしっかりと累積で溜まっていきます。

恋愛でも告白という行動をとったことは、勇気が出なくて何もしていない子よりも経験値が上がるし、美術や楽器などの芸術系だって、今上手い子と比べて下手くそだと思っても、恥ずかしがらずにひたすら描き続けたり弾き続けたりしているだけで累積します。

 

芸能人やスポーツ選手みたいに大勢の人に認知される人になるにはものすごい量の努力と時間が必要だけれども、身近な人の手助けをする程度の「技術」は、自分なりに頑張ればちゃんと養われていきます。

ある日自分が身近な人を助けられるようになった時、ふと気づくんですよ、あ、自分、思ったより出来てたんだな、って。

 

だから、少年少女たちよ頑張れ!!

おばちゃんは口には出さないけど、みんなの恋愛や成長を陰ながら応援しているのですぞ!