白ブリーフの男=マザコン説
私は昔、男を見る目が全然ありませんでした。
付き合った人数は普通だと思うけど、数少ない「彼氏」になった人の中で、マザコン君とストーカー君は、白のブリーフを穿いておりました。
今回はこの2つの記事に関連した、自分の白ブリーフ思い出話をしたいと思います。
白のブリーフ=危険信号
私の中で、白ブリーフを穿いた男は黄信号だという持論がありました(過去形)。
私が付き合った中で上記の二人はネタが有り余るほどいっぱいあって、かなりのダメ男でした。もちろん好きな部分もあって付き合っていたのだから晒しはしないですが。
で、何故白のブリーフは黄信号なのか。
それは、「白のブリーフを穿き続けている男性は、ずっと親に下着を買ってもらっている率が高いから」です。
これは40代の私の小学生時代の話ですが。
私の時代は、男子も女子もまだ小学校低学年の内はグンゼの白パンが主流でした。
で、一度、思春期ってきますよね。
そのときに、世の男子女子は色気づいて、パンツも「グンパン(グンゼのパンツ)は恥ずかしいからカッコいいの(かわいいの)買って!」となったり、「下着くらい自分で選ぶ!」となるわけです。
白のブリーフへの抵抗→親への反抗→思春期への突入
だったわけですよ!!
グンゼさんすみません……グンゼさんや白ブリーフが悪い訳じゃないんです。親が買ってくるもの=グンゼの白の下着だったんです、私たちの世代では。
そういう思春期を過ごしてこなかったってことは、親が与えたものを抵抗なく受け入れているわけですよ。下着を親に買ってもらうのが恥ずかしいと思っていない。
自分で下着を選ばない=自主性がない
親離れ子離れしていない=自立していない
私の中でそういう図式が出来上がっているのです。
実際マザコン君は髪の毛切る美容室ですら自分で選べませんでしたし(ママに電話してどうするか聞いてた)、ストーカー君は付き合って間もないのに母親に紹介され、その親から「将来ここに一緒に住んでもらうことになるんだし」的なことを言われて真っ青になったんですわ……。
もちろん全ての人がそういうわけではありません。
色々試したうえで、フィット感とか体のラインとかいろいろな要素を踏まえ、白のブリーフを自ら選ぶのは全く問題ないんです。
それこそ「白いブリーフを嗤うな」と声高に言ってよいと思うのです。
だから「赤信号」ではなく「黄信号」止まりなのです。
私の父の話
なんでこんな力説するかというと、私の父がまさに自分で下着を選んだことがない白ブリーフ男だったからです。
私は祖母と暮らしていた(つまり父の実家で育った)ので、父は一人暮らしもしたことがなく、仕事も親(私にとっての祖父)が立ち上げた会社で働いておりました。
ずっとグンゼのブリーフに、白のステテコという人物でした。
下着がどこにしまってあるかもわかりません。
カップラーメンさえ自分一人で作れませんでした。
母が熱で倒れた時の第一声で「俺の飯はどうなるんだ?」と平気で言うようなタイプだったので、残念ながら娘からはあまり慕われておりませんでした。
暴力振るう父じゃなかったし、嫌いではなかったですけれどもね。
そんな父がいたので、もう刷り込みですよね。
上では理屈こねていますが、ひょっとしたら白のブリーフを嫌うことが、私の父への執着みたいなものなのかもしれません。
でも今は違う
でも、今息子の代だと白ブリーフは皆無です。
デザイン性が豊富で、パンツで「この男、親に下着買ってもらってる」って判断は全くできません。
私の「白ブリーフ=ダメ男を見分ける目安説」が完全に崩れた……!!!
まぁね、本来相手のパンツを見るような仲になる前にダメ男見分けろよって話なんですけれどもね(笑)
そんなわけで、白ブリーフが好きな男性諸君!今こそ白ブリーフを穿きましょう!!