めざし女の処方箋

基本ダメダメ女のための緩いブログです。

欠点が多いことと結婚に因果はあるか

私の夫はいわゆるネガティブな人です。

iwakoさんの記事を読んで、「欠点の受け取り方が私の夫に似ている……」と、なんだかシンパシーを感じてしまいました。

 

 

www.iwako-light.com

 

私は本人が「欠点」と言っている部分が好きだったりするんです。

そして私自身も「ダメダメ女」を謳っているブログを書いているわけですから、欠点だらけの人間です。

iwakoさんがまとめで書いているように「欠点は欠点を生かして好きになってもらうのが一番手っ取り早い」

まさに私の夫も私も、お互いに「欠点を生かしていた」のだと思っています。

欠点って何だろう?

そもそも欠点ってなんでしょう。

私の中で欠点、というのは「自分の嫌いなところ」という認識です。

 

そして、欠点の感じ方は二種類。

【絶対的感覚欠点】

他人から見たらチャームポイントなのに、自分が嫌でしょうがない部分

自己肯定感が高いと感じにくくなる

【相対的感覚欠点】
人と比べて身長が低い・太っている・学力が低いなど、数値で見えてしまう部分

自己肯定感云々で減るものではない

 

欠点が多い人でも、周りと比べて数値化して欠点が多いなーと感じる人もいれば、自分の中だけで欠点が多いなーと感じている人もいるということです。

 

では、ポシティブな人は欠点が少ないかと言ったら、そうではありません。

自己肯定感って、相対的にしろ絶対的にしろ、欠点が少ないから持てるってわけじゃないですよね。

もう、自己肯定感って脳みその分泌物の問題なわけですよ。先天的にも後天的にも自分で選べない部分が大きいし、運なわけです。

欠点だらけだけれども「ま、いっか」と自分を許せるのが自己肯定感。

自己肯定感低めな人は、【相対的感覚欠点】が多いと結婚できないかもと不安に感じやすいという一面はあるかもしれませんが、欠点の捉え方の違いなだけで、実質数値で出るような「相対的な欠点量」はポシティブに受取ろうがネガティブに受取ろうが変わらないわけです。

 

欠点を「客観的に多いか」「自分から見て欠点をどのように感じるか」で分類すると、かなり大雑把ですが

  • 相対的欠点が少なくてポシティブなAタイプ
  • 相対的欠点が少ないがネガティブなBタイプ
  • 相対的欠点が多いがポシティブなCタイプ
  • 相対的欠点が多くてネガティブなDタイプ

に分けられます。

 

ネガティブは「相対的感覚欠点」か

↑の分類を見たら、「Dタイプが一番最悪」と思う人、いませんか?

「ネガティブ」は短所で欠点、と見られがちですが、そうではないと私は思っています。

もちろんネガティブな人は自分を好きでない人、許せない人が多いわけですから「絶対的感覚欠点」ではあります。

でも、ネガティブもポシティブも使い方によっては長所にもなるし短所にもなります。

 

私はダメダメ女だとこのブログで連呼していますが、比較的自己肯定感は高めです。

20才位まで、子供のころの万能感を引きずって生きてきた痛い女でした。

そのおかげで空気読めずにいじめとかにあったりもしていて、肯定感高けりゃ素晴らしい人間ってもんではないです。

いわゆる「自己中」ってヤツは肯定感高めの人が陥りやすい罠ですし、自己肯定感が高いことが欠点になることもあるわけです。

 

一見恵まれているように見えるAタイプでも、客観的に見てモテない最悪なヤツって人はいくらでもいます。

極端な例を言えば、ドライブ中に調子に乗って「俺は運転が上手いぞ!」って煽ったりして事故る人とか、自分が大好きすぎて学歴や職種とか自分語りばかりの人とか。
もちろんAタイプで「すげー完璧!」って人もいます。

Bタイプだって、心の中までは見えないわけですから、超完璧になのに謙虚ってステキ♪と感じる人もいるでしょうし、「なんだかイケメンなのに暗い」って思う人もいるかもしれません。

Dタイプでも、足りない部分を努力で補うような努力家になったり、ずっと心に秘めた感情を小説や芸術の方向で爆発させたりと、好かれる人はいます。
でも悪い方に転がれば、自信の無さのあまり虚言を繰り返すなんて人もいるかもしれないですよね。

 

要は、あくまでも心の中のタイプであって、相手が素敵に思えるかはその人の行動と相手の受け取り方次第なわけです。

「コンプレックスが好かれる」わけではなく「コンプレックスを生かせる人が好かれる」わけです。

それがiwakoさんが書いていた「欠点は欠点を生かして好きになってもらう」ことだと私は考えています。

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結論は「因果関係なし」

この人と結婚したいと思う決め手って、「信頼」だと私は思っています。

相手を信じていないと常に自分を認めてもらっているか不安になるし、どんな形でもお互いがお互いを必要だと思えるからこそ、結婚生活は持続できるものです。

信頼は、どのような態度を取るかで勝ち取るものであり、欠点との因果関係はないと私は思います。

 

欠点があるからこそ誠実な態度を取れる場合もありますし、欠点があるからこそ相手を信頼できずに別れてしまう場合だってあります。

自信がないからこそ「この人を逃したら結婚できないかも」と早くに結婚を踏み切る人もいれば、自信がないからこそ「告白なんて出来ない」とチャンスを逃す人もいます。

欠点がないからこそ結婚相手にも努力を求めて理想が高いような人もいれば、欠点がないから心に余裕があっていつも笑っている人だっています。

 

私はCタイプで、夫はDタイプです。

私はCタイプだからこそ八方美人ではなく家族を大切にする夫を信頼しています。

夫は、私が夫を信頼しているのが分かるからこそ一緒にいてくれるのだと思っています。

 

ただし。

モテるかモテないかで言えば、「見た目・雰囲気・能力」が勝っているA&Bタイプがモテやすいのは否めませんw