遅刻魔は時間にがめついことを自覚すべし
タイトルではえっらそーに書いていますが、私自身遅刻魔でした。
でも、自分が「時間にがめつい」ということを自覚してからは、遅刻がかなり少なくなったんです。
それでもギリギリになっちゃうことはあるんですけれどもね。
なので、遅刻魔の方に読んでほしい。「だって、しょうがないんだもん」「10分くらいでグダグダ言う方が細かくない?」じゃなく、自分が時間にがめついことを理解すれば遅刻は大きく減る、ということを。
そもそもなぜ遅刻をしてしまうか
純粋に「電車の大幅な遅延」「交通事故など予測外の出来事」だったらどうにもならないこともありますし、毎回「寝坊」だったら「どうやったら遅刻しないか」じゃなくて「どうやったら寝坊しないか」を考えるべきですよね。
今回は私がまさにやっていた「時間の使い方が下手で遅刻をする場合」を主に話していきたいと思います。
せっかく早く起きたのに、「余裕だから」と化粧に時間をかけて、出るのが遅れてしまう。
電車の時間や徒歩にかかる時間の計算が下手で、乗換の時に予定していた電車を逃してしまう。
遅刻しない人にとっては「じゃあ出る時間を先に決めて、15分くらい予定より早く出ればいいじゃん」と思いません?
それが出来ないのは、遅刻魔が時間の使い方に無駄がありすぎる上に時間に対してがめついからです。
遅刻魔は時間にがめつい
時間の使い方に無駄がありすぎるだけで、そこを自覚をしているなら、その短所を埋めるために早めに行動をして早めに到着すれば良いわけです。
遅刻魔は例え10分前に出ようと思っても、こんな感じになります。
出る時間まであと15分ある →
お米研いで炊飯器のタイマー入れてから出よう →
研いでいるうちに出る時間になってしまう→
でも10分余裕見ているから全部終わらせてから出よう→
時間ギリギリで玄関に行く→
靴を履いたら汚かったので、慌てて靴箱から違うのを出して履き替える→
走ったけど予定の電車に乗り遅れ、15分遅刻する
これ、「お米研いで炊飯器のタイマー入れてから出よう」としなければ、遅刻しないと思いませんか?
自分の為に1分1秒、ギリギリまで時間を使いたがるから、遅刻魔は遅刻するんです。
これ、待っている側は、遅刻しないようにこの15分を自分の為に使わず、待ち合わせに間に合うように使うんですよ。
そりゃ、自分が相手の為に時間を使っているのに、それを無駄にされたら腹が立ちますよね。
お金に例えるとわかりやすい
時間ってお金と価値観が似ています。
「損をする」という感覚になるとイラッと来るんです。
上記の遅刻、お金に例えるとこんな感じです。
友達と喫茶店に入って、お互い350円のコーヒーを頼んだ。
自分はおサイフにまだ150円あったので、500円のケーキセットに変更して、ひとりだけ食べたかったケーキを食べた。
けれどもよく見てみると、そのケーキはケーキセットの対象外で、追加で150円払わなければならなくなった。
お金が無かったので、友人に謝りお金を150円借りた。
これが1回ならともかく、何度も何度も続いたら、友人はキレるでしょう。
「余裕で足りる額の品物頼め!もしくはお金を多めにもってこい!」と。
ましてや、「あ、コレ頼んだらギリギリ、もしくは足りなくなるかも」ってわかっていてやっているなら、なおさらです。
もちろん、お金も時間も、人によって価値が違うものだから「150円くらいいいよ―奢るよ」といつも笑ってくれる友人はいるかもしれませんし、お互いに価値観が似ていて奢りあう仲の場合もあります。
けれども、やっぱり「一方的に損」をする側は、腹が立つわけです。
まとめ
遅刻魔は、第一志望の会社の就職試験の時とか遠足のときとかは、絶対に遅れない。
それは、遅刻することで自分が損すると自覚しているからです。
友人との待ち合わせの場合、相手に損をさせていて、その分自分の得をとっていることを自覚していないから、「ごめんねー」で済ませてしまうわけです。
遅刻魔は自分が遅刻するから、遅刻に寛容な人が多いです。
自分が15分くらい嫌な思いをせずに待てるからといって、相手にそれを望んではいけません。あなたは毎回「得」をしているから、「少しの損」が許せるだけなのです。
ずっと損をしっぱなしの人はイライラしてしまうのです。
「相手の為に10分、15分をケチらずに、化粧の途中であれ、洗濯の途中であれ、必ず時間の10分前になったら家をでる」
これを徹底すれば、遅刻はだいぶ少なくなります。
お金と一緒で、時間もケチると嫌われます。
お互いに気持ち良く「割り勘」が、一番人と長くつきあえるコツだと私は思っています♪