フィギュアスケートと競艇と
突然ですが、私はフィギュアスケート(主にシングル)が好きです。
ライストを見るほどのスケオタではなく、地上波やBSでやっているのを見る程度なのですが。
遠征は金も時間も無くて出来ないので、1年に1~2回、試合やショーを観に行っています♪
そして、競艇(ボートレース)も好きです。
まぁ、好きと言っても、子供が生まれてからはほとんど行っていないです。ギャンブルですしね。子供が巣立ったらまた競艇を趣味にしたいなとは思っています。
たぶん、競艇とフィギュアスケートが好きって人、あまりいないのではないでしょうか。あきらかにファン層が違いますよね。
この2つの趣味の共通点ってなんなんだろう?
奥が深いこと?でもスポーツの世界ってなんでも奥が深いだろうしなぁ。
競技(1人の演技/1レース)時間が短いこと?
身長が高い人や筋肉質の人が有利ではないこと?
いろいろと考えてみましたが、私の中で「ルールが複雑」だからじゃないかなぁと思い始めてきました。
例えばフィギュアスケート。
ジャンプの見分け方を知りたい!と思ったら、まずはエッジのことを学ばなければいけません。
エッジが2枚あって、内側(インエッジ)と外側(アウトエッジ)があるというところから始まって、どちらの足のどちらのエッジを使ってどのようにジャンプを跳ぶとルッツになるのかなど、まずは機械的にジャンプの種類を覚えます。
そして見分けるためにジャンプの前の動作(プレパレーション)で予測するのが楽だとか、スリーターンやモホークだのターンを覚えたりとか、「入りの難しさ」は何なのかとか、見分ける方法を学ぶことになります。
その後はどうすればスピンやステップのレベルを見分けられるのかとか、覚えること満載です。
で、ひとつひとつ覚えるたびに「こういうことか!」ってわかるのが面白いんですよね。
で、それが延々と続く感じで、新しい選手も新しいルールもどんどん出てくるから
「そうか!」が何度も楽しめる。
これは競艇でも一緒です。
スタートのルール、選手の等級(レベル)から始まって、レース場の特色、コース取り、エンジンの良し悪し、(昔だったら)ペラグループなど、勝つために覚える情報が多い。
で、これが自分の予想した展開になると爽快なんですよねー!
むしろ知りすぎると自分の知識に頼りすぎて勝てなかったりする人もいて、面白いなと。
今の時代は、詳しい人がネットでわかりやすい動画やブログを上げてくれるので、余計にわかった気になれるんですよね。
で、調子こいて知ったかぶりして「あ、それ違うよ」って恥かいたり(笑)
「ちょっと玄人気分が味わえる」のが二つの趣味の共通点なんでしょうね。
それにしても、双方10年以上の趣味ですが、競艇は勝てないし、フィギュアスケートはいつまでたってもスケオタに昇進しないのは私らしいなと思います。