めざし女の処方箋

基本ダメダメ女のための緩いブログです。

私が持っているクソな毒

昨日「毒」の記事を書きましたが、私が持っている毒ってどんなものか、ちょこっとだけ吐き出してみようと思います。

あらかじめ、毒ではなく生焼け料理の記事であることを宣言しておきます!

読後感は何じゃこりゃ……ってなること請け合いです。

eagle-3axel.hatenablog.com

 

 

私は鈍感なので、あまり人に文句を言われても傷つきません。

基本的にアホなので、お世辞を言われたら素直に受け取っちゃいますし、後々になって「ああ、あれ嫌味だったのか!」と気づきます。

なので人の心の機微が分からず、言い回しとかで結構人を傷つけるタイプです。

 

大抵言われたことは3秒で忘れるし、傷つきにくいのですが、めずらしく傷ついた時は根に持ってしまうことがあります。

風呂入っているときに子供の時の恥ずかしい失敗を思い出してギャーーーーー!となったり、あの時ああいえば良かった!ってしばらくモンモンと考えることもしばしば。

 

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 大抵は時間が経てば適当に消化できるのですが、10年以上消化できていなくてモンモンとしていたことが1つ、旦那に対してちょこっとだけ根に持っていることが1つあるんです。

 

どんなことを根に持っていたか?

最近ようやく消化できましたが、10年以上モンモンとしていた1つのことは、今でも付き合いのある友人からのセリフです。

正直「10年も根に持つことか?」というくらい下らないです。

 

私がギリギリ20代だった頃、友人と地下鉄に乗ろうとしていたら、10mくらい横に乙武さんがいました。
友人は「乙武さんだよ!」と大きな声で言ってほらほらと指差して私に見るように促しました。

幾ら有名人だからと言って、今はオフなんだし、じろじろ見るのは失礼だと思った私は

「じろじろ見たら失礼だよ」

と友人を諭しました。
すると友人は大きな声でこう言うのです。

「じろじろ見たら失礼だって言う方が失礼じゃない!!」

 

何故友人が激高したかを理解するのにちょっと時間がかかりましたが、すぐに彼女が畳み掛けるように言った「そんなこと思う方が失礼だよ!普通の人と一緒で見ても良いんだよ!」というセリフを聞いて、ようやく彼女は私の言葉を ”障碍者だから見たら失礼だ” と捉えているのだなと気づきました。

私も私で「いや、有名人とはいえ人をじろじろ見るのは失礼ってことだよ」って咄嗟に説明ができなかくて、何故か「うん、そうだね」的なことを言ってしまったんです。 結局釈明できないまま、なし崩し的に別の話題になってしまいました。

 

自分が根に持った理由

自分がずっと根に持っていた理由は、当初から自分の中で分かっていました。

  1. その場で解決すれば問題なかったのに、相手に釈明しなかったこと
  2. その後もモンモンとしているのに相手に気持ちをぶつけなかったこと
  3. おそらく乙武さん本人にも聞こえたであろうこと
  4. 友人に「こいつは差別する人間だ」と思われたこと
  5. 彼女は普段から私のことを「ダメ人間」だと思っていると考えてしまったこと

 

1は、言ってしまった後はもうどうにもならない。
私はよく会話の主語が抜け、誤解するような言葉を放ってしまいます。それは自分の会話の能力の無さですから。

2をしなかったのは自分の卑屈さ。私の言い方が悪かったから、私がそういう人間で見られていること自体が自分の元々のダメさからだから、って思うと彼女にわざわざ言うのはどうかと考えてしまったこと。

3は自分が大きな声で釈明したら、今度は友人が嫌な思いをする可能性もあり、それをやったら……スッキリしたとは思うのですが(笑)、後々のことを考えればあのときにスルーで良かった、と。

私と密接した関係なのは私の友人で、乙武さんとはその一瞬だけの話ですしね。(本人もまさかそんな一瞬の覚えちゃいないような出来事に10年以上悶々としている人間がいるなんて思っても見ないでしょうからね)

 

モンモンとしてしまった理由の80%が4と5の「私が差別する人間だ」と思われてしまった、そして普段から彼女は私をそういう目で見ているからこそ、迷いなくあのセリフが出てきたんだと思ってしまったことなんですよね。

私側のフィルターなので、真相は分かりませんが。

結局、自分が納得いかない部分で友人に下に見られたことに対してモヤモヤしていただけなんですよね。 それを10年以上も!!!!

どんだけ根に持ってるんだろw

 

 王様の耳はロバの耳

で、なんでこの話が消化できたかと言うと。

別に彼女に話したわけでもないし、なにがあったわけでもありません。

ただ単に、ネットでこの話、3~4回くらい書いたんですwwww

文章にするたびに、だんだん「あれ?結局別に彼女に理解されなくても良くね?」って、自分の中で勝手に消化しきってしまったんですよねw

本当に、心の底から理解してほしかったなら、きっと10年たつ前にどこかの時点で彼女にぶつけていたわけだしw

私はただ「あれは誤解だったんだーーーー!!」と叫びたかっただけなんです。

「王様の耳はロバの耳~~~!!」ですねw

 

なので、この話は今後「自分がかなり根に持つ人間」というネタでは書くかもしれませんが、「今でも根に持っている話」として書くことは無いかと思います。

こんな些細なことで10年間根に持てるというのは、その10年もの間に「自分が壊れるほどの強い悪意」を受けたことがないって証でもありますしね。

年齢だけ重ねて人生経験が浅いともいう。

 あーすっきりした♪(←私だけw)

 

蛇足

旦那に対してモヤッとしている部分は、私がおととしのクリスマスにお義母さんから「これはめざしさんのだからね、子供や家族の分じゃなくて、あなたにあげたんだから。いつも大変だから、自分の為に使いなさい!」と超優しい言葉と共に貰った商品券を、旦那が家族に贈られたものだと勘違いして奪ってしまったこと!!!!!!

(奪ってしまったというか、商品券は旦那が管理することになっている)

 

ちゃんと説明したのに、私がお義母さんの言葉を自分に良いように勘違いしただけだってことになってるし。

お義母さん!!!

息子に説明して!!!!

 

お義母さんには「丁度ぐっすり眠れる寝具が欲しかったので買わせてもらいました♪」と言っておいたよ。

 

でも、10年間で根に持ったのはこれだけだと思うと、総合的に出来た旦那なんだと思う。